予算1万円でサイクルコンピュータを買おうと探していたところ、AliExpressで気になるサイコンを発見。
その名も「Magene C406」。発売されたのはどうやら10月後半。
11月時点でググっても、日本語レビューも販売しているサイトすら無さそうです。
気になったらどうしても手に入れたくなってしまう性格。
その日はAliExpress11/11の独身の日セール。「えーい！」思い切ってポチりました。
我が家に届いたのは注文から3週間経った12/5。さっそく開封してみます。
Amazonでも取り扱いが開始されました。全然Aliexpressより安いやん！
機能を確認してみる
カラー展開とデザイン
赤と青でどちら頼むか悩みました。
物理ボタンで操作も楽そう。画面もスッキリしている感じ。
基本的な機能
主な機能はこんな↓ことろ。
画面サイズ：2.5インチ
稼働時間：30時間
防水基準：IPX6
センサー：スピード、ケイデンス、パワーメーター、心拍 (ANT+,bluetooth)
位置情報：GPS,Galileo,GLONASS,BeiDou。(日本の「みちびき」は未対応)
Garmin「Edge130」、レイザン「Super GPS」辺りのエントリーモデルが競合でしょうか。magene「C406」は稼働時間が長いのがイイですね。
私は使いませんが、マップやナビが必須の方は他を当たってください。
パッケージを開封してみる
海外から届く荷物は大体こんなもの。中身が壊れていない限り気にしていはいけない。
パッケージ
ついでに頼んだセンサー2個セット(ケイデンス,スピード)も同梱されていました。
ちなみにこれで「US$ 94.53」(1万円ちょっと)で購入。安い!!
(セール終了した現在はサイコン本体のみでUS$85.86。)
内容物
中身は「本体、ハンドルマウント、USBケーブル、スペーサーゴム、取説」でした。
下はセンサーの内容物。
Magene C406を設定してみる
Magene Utilityをスマホにインストール
どうやらスマホアプリからサイコンを設定する模様。取説のQRコードでアクセスしたら「Google Play」に繋がります。
我が家にはAndroidが無いのでちょっと焦りましたが、メーカーのHPにアクセスしたらIOS用のアプリ「Magene Utility」のAppStoreのリンクが有りました。
Manage Utilityの設定
まずはアプリ側の設定。
ユーザー登録
■ メールアドレスとパスワードを登録
Profileの登録
■ 性別と誕生日
■ 身長と体重
Magene UtilityにC406を登録
ここでサイコンの電源を入れておくと、アプリがC406を検出してくれます。
スマホとサイコンはBluetoothで通信します。
ちゃんと認識すると「Connected」となり詳細設定が可能に。
サイコンの設定をいじってみる
まだ詳しくは見れていませんが、ざっと触ってみました。
Setting – Pages
サイコンに表示させる項目をカスタマイズできます。暫定で設定した内容。
出発後にUniversal Time(現在時刻)が2箇所あることに気づきました(笑
Setting – Sensors
セットで購入したセンサー2個を登録。(この登録UI操作がよくわからず手間取りました)
心拍計はGarmin Fenix5の腕時計を後で登録。
Settings – Function
「バックライトの自動点灯、自動シャットダウン、自動一時停止」とか細かい設定を調整できます。(↓は一部です)
Settings – Authorized Apps
Stravaのアカウントと同期可能です。
ファームウェア更新
Magene Utilityのアプリ経由でサイコンのファームウェアのアップデートができます。
これが曲者でアップデート途中でエラーが頻発。全く％が進みません。
サイコンがアップデートのモード(おそらくバックライトが点滅状態)に切り替わると、一切のボタン操作を受け付けなくなります。
一度も使ってないのに「サイコンの文鎮化・・・」も覚悟したのですが、5,6回アップデートを繰り返したらようやく成功。
「この拗らせサイコンが！」
まぁ良しとします。
実際に走ってみる
出発時の停止状態の表示です。画面は結構見やすい。
計測した数字の信憑性などはGermin Fenixの計測値と今後比較してみます。
サイクリングのログ
アプリで計測した履歴、走ったルートが確認可能。
(ケイデンスセンサーはゴムが千切れ外していたためデタラメな数値です)
ルートは拡大して確認しましたが変に飛んでいたりすることもなく、車線の左右のどちらを走行したか判別できてるので悪くなさそう。
高度(altitude?)の数値は明らかに変。マイナス？？
使ってみた感想
まだ1回だけなので判断難しいですけど、気になって点をピックアップ。
・電源 ONですぐに起動
・GPSの捕捉早い
・画面表示(文字)は見やすい
・電源長持ち(3.5h使用で100%⇨92%)
・オートストップなどの反応も速い
・ファームウェアを更新するのが怖い
・高度(標高)の数値が謎
・USBの接続口が緩い(角度が悪いと充電されてなかった)
もうちょっと使ってみますが、個人的にはこの値段でこの機能なら、
Magene C406はエントリーモデルのサイコンの選択肢としてアリかと思います。
今のところ「日本で使ってる人はほぼ居ない」ってのが、一番の売りかもしれません(笑
あと楽天IDをお持ちの方は、楽天リーベイツー経由でAliExpressの買い物を。
貰えるポイントはキッチリ頂きましょう。
タイヤ周長の登録
2021/5/13更新 ご質問頂いたので追記１
タイヤ周長の登録ですが、こちらもアプリで設定可能です。
- センサーを認識し状態で[Speed Meter]のオレンジ画像の部分をタップ
- [Configure wheel diameter]の値がホイール周長です。
デフォルト25cで認識していました。
サイコン表示内容のカスタム
2021/5/13更新 ご質問頂いたので追記2
自分の好きな値を画面に表示されるようカスタム可能です。(ある程度制限はある)
- [Add]で新規の表示画面を追加
- 配置したいエリアをタップすると、表示させたい内容が選択できます。
- 私の画面はこんな配置にしてみました。
コメント
消音設定はどこでやるのでしょうか？
確かにボタン押した時など、音が大きいですね。
スマホアプリとサイコンを接続している状態で、アプリから変更できました。
Settings – [Function] – [Sounds]
音消しはできました。
スピードセンサーとペアリング完了しましたが、タイヤ周長の登録ができません。
また走行スピードとケイデンスは表示できますが、走行距離が表示できません。
タイヤ周長の登録方法と走行距離の表示方法をご教示ください。
よろしくお願いします。
少し長くなるので、投稿記事の最後に画像入で追記しました。
詳細はそちらをご確認ください。
ご質問の2点ともアプリで設定可能です。
■タイヤ周長
デフォルトで25cの設定でした。
（自分も25cを使っており数値に違和感なかったため、タイヤ周長の設定を忘れておりました笑)
■走行距離
自分の好きなカスタム画面を新規で作成、Distanceを配置してください。
管理人様
丁寧な説明、ありがとうございます。
アプリエラーが解消したらチャレンジしてみます。
実は、サイコンとスマホをペアリングしたとたんにエラーループに陥って、pagesもセンサーも差￥ファンクションもプロファイルも全く触れなくなってしまうのです。
メーカーサイトに問い合わせしていますが、全く回答が来ません。
本体の初期不良なのか、androidアプリの不良なのか、全くわからない状況です。
当方はiPhoneアプリで使用しており、ファームウェア更新でループ（バックライト点滅で操作不可）になりました。
その際はアプリからファームウェア更新を数回繰り返したら、復旧しました。
サイコンとしてはちょっと本体もアプリもちょっと不安定かもしれませんね。
無事に製品交換できることをお祈りいたします。
どこかでちらっと見たのですが、パワーメーター無しでパワーを計測する機能があるんでしょうか？
あるとしたら精度は如何程でしょうか？
購入健太郎様 たしかにサイコンのアプリの走行ログを確認したら「Estimated Power」のグラフがありました。
推定パワー値のようですね。ただ当方パワーメーターを所有しておらず精度は不明です。
また、サイコン画面にも「Power」値を出せるようです。
パワーメーター無しでリアルタイムで何らかの数値が表示されるかは後日、実走で確認してみます。
管理人様
ご確認ありがとうございます。
何かしらログは残るようですね。
実走中に入力に対してある程度数値が安定したパワーが表示されるようであれば、斜度に関係なくパワー一定で走る参考になるかなと期待しています。
またお時間がある時にでも確認して頂けたら幸いです。
宜しくお願いいたします。
失礼します
先日Magene C406を購入し使用しようとしたところ、アプリがデバイスを検出はするのですが登録できません(スマフォはiPhone SE2)
何か登録の際に必要な操作等はあるのでしょうか？