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バルセロナ→パリを高速鉄道(AVE / TGV)で移動する

2019年5月のヨーロッパ旅行の際、バルセロナからパリに高速鉄道(AVE / TGV)で移動してみました。個人でチケット手配したため、当日はパリに着くまでドキドキでしたが意外とあっさり無事に移動できました。今後旅をされる方の参考になればと思い簡単にまとめてみます。(2019年の情報です)

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バルセロナからパリの移動に高速鉄道を選択した理由

「単純にTGVに乗ってみたかった。」が一番の理由ですが、実は当初は格安航空会社(LCC)も移動手段で検討していました。しかしながら、

  1. スーツケースの重量を考慮すると、LCCとTGVで料金はさほど変わらない
  2. LCC便が到着するパリの空港は郊外のため、市内までの移動が面倒

そんなこともあり、時間は掛かりますが高速鉄道での移動を選択しました。チケットを早期手配したこため思ったより料金も安くすみ、駅からホテルからタクシーで移動したため、結果的に鉄道移動が正解だったと思っています。
(それぞれ良し悪しあるので、次は空路LCCで行ってみたいですね。)

バルセロナからパリの高速鉄道のチケット手配

ネットで調べると色々な情報がありました。何が正解か良くわかりませんが、私は「レイルヨーロッパ」を使って3カ月前に予約しました。(3カ月より先は予約できないみたいです)

Train tickets in Europe – Search & Book on Rail Europe

検索方法

ちょうどバルセロナのサンツ駅からパリのリヨン駅まで片道大人2名で検索するとこんな感じです。(※Paris Lyon駅はパリ市内の駅のこと。フランス中部の都市リヨンとは違います)

検索結果

下の10:10発が直通で安い料金ですね。
この後の画面で搭乗者の個人名、生年月日などを入力し、クレジットカードで決済するだけ。(先にユーザー登録と個人情報の登録を済ませておくと楽です)

予約完了のメールからチケットをダウンロード

モバイル画面を見せるチケットでも良いのですが、海外なので何が起こるかわかりません。チケットは印刷して持参しましょう。
予約完了時のメール、またはレイルヨーロッパの予約履歴からチケットをダウンロードします。

下は個人画面にログインし「Your Trip」から予約履歴が確認できます。

当時の予約情報ですが、1等車を大人2名で22,500円の料金でした。
「Download ticket」から予約票をダウンロードして印刷して持参しましょう。

車両(Coach)、座席(Seat)も予約時に確定しています。

バルセロナ サンツ駅の乗り方

どのくらい前にバルセロナ サンツ駅に着いたらいいの?

駅まではホテルで呼んで貰ったタクシーで移動。セキュリティチェックもあるため、念のため1時間前には到着しました。

パリまでの移動は6時間程度掛かるため、構内の売店でパンや水など事前に買っておきましょう。(食堂車までの移動も大変。商品は早い者勝ちらしいです。)
この辺の時間も加味して、余裕を持って移動しましょう。

列車に乗るまでの手続き

駅についたら電光掲示板で自分のホーム番号を確認します。下の赤〇が長距離列車の入り口です。この先で荷物のセキュリティチェックがあるため、印刷したeチケットを先に手元に用意しておきましょう。

PDF Link スペイン鉄道のページ

セキュリティチェックから先は区切られたエリアなので迷うことはありませんが、出発間際にならないと、地下のホームへ降りられません。しばらく待ちます。

時間になると改札?が始まりチケットのチェックを受け、ホームに移動します。
長距離列車なだけあって、ホームが長い。先頭車両だったので移動が大変でした。

列車の脇に、行先や列車番号などの表記がります。間違えないよう注意して乗車してください。

ではパリに向けて出発進行!

バルセロナからパリのAVE / TGV内の車内での過ごし方

乗ったらすぐにすること。それはスーツケースの置き場所の確保。

スーツケース置き場の確保

座席上の荷物置き場は上着や小さいバックぐらいしか置けません。
乗車してすぐにスーツケース置き場があるため、スペースが有ればすぐに確保しましょう。

事前に調べたネット情報では「1等車の荷物置き場はガラガラだった」との情報もありましたが、この日はほぼ満席。私たちは何とか棚に置くことができましたが、一瞬でスペースが埋まり自分より後ろの方は困っていました。バルセロナ→パリは乗車率も高いので注意が必要です。

TGV / AVEのシート

新幹線よりは少し狭い?ぐらいでした。座り心地は悪くありません。

TGV / AVEの過ごし方

景色を見るぐらいで、正直やることありません(笑
GoogleMapを見ながら「あれがピレネー山脈か!」

フランスの農村を眺める。

面白いもので、パリに近づくにつれ、だんだん曇ってきます。

途中でフランス語でアナウンスがあり、列車が遅れている模様。
(何を言っているかわかりませんが、途中すごくノロノロ運転でした。)
結局、パリに1時間半遅れで17時半頃に到着。疲れたー。

パリに着いたら流れで出口に向かいます。いわゆる改札はなくチケットの確認もなし。そのままタクシー乗り場へ向かって、ホテルに移動しました。

まとめ

個人旅行でもチケットさえ予約できれば、現地の手続きは意外と簡単。
始発のバルセロナ→終点のパリで乗っているだけですし。両駅とも市内中心部に近く、タクシーが使えるので、不便はありません。

飛行機移動(特にLCC)の場合は、シャトルバス&地下鉄等を使って、郊外の空港まで移動する手間がかかります。早めに空港に着いておく時間なども考慮すると時間的にそこまで大きく変わりませんし、スーツケースの追加料金も不要です。

あとは日本とヨーロッパの移動で長時間フライトを乗ったばかりですから、飛行機乗りたくないってのも、理由として大きいかも。

次もヨーロッパ内の移動は(時間があれば)高速鉄道を使ってみようかな?って考えています。

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