突然ですが、システムエンジニアとして新卒から20年勤めてきた会社を辞め転職することに。ブログタイトルを(仮)としているのは、現職企業にはこれから退職の意思を伝えるため。退職日はこれから調整ですが、諸々の手続きを2ヶ月弱で終わらせる予定です。
目指せ!夢の有給消化。と言いつつも、勤務地も変わるため引っ越しも考えています。最近関東に越してきたばかりですが、もうしばらくアクティブに動いてみます。
ブログ投稿は転職手続きが全て終わった後にまとめるのが一般的とは思いますが、せっかくのいい機会ですから、(ほぼ)並行して記録していこうと思います。(後でリライトするとは思います)
平行と言っても…「安心してください!」転職先は先日決まりました。さすがに無職でブログを書いていたらヨメに怒られます。
転職のきっかけ
理由を1つ絞るのが難しく、ほんとに色々なことが重なった結果だと思っています。
- 数ヶ月前にエンジニア→営業に配置転換された。
- 営業職の「やりがい」が不明。どうもモチベーションが沸かない。
- 都会暮らしに慣れない。山陰から首都圏って精神的にキツイ。
主にこんなところでしょうか。
現職企業の人間関係や給与面に不満はありません。むしろ感謝の方が大きい。とは言っても、「やりがい」を感じない仕事を続けるのはしんどい。また、仮にエンジニアに戻れたとしても、今の会社に正直やりたい仕事がもう無いわけです。
自分としては転職というより、感覚的に卒業がイメージとして近いです。そう。現職企業には育ててもらった感じです。
転職活動 Episode.1 -プロローグ-
11月中盤になんとなく転職を意識し始め、とりあえず転職についてネットで調査開始。
転職活動をヨメに報告
この時点でヨメは大反対。
そこをあれこれ説得して転職活動の許可は得ましたが、あくまで活動に対する許可。ここで転職の二文字に拘ると、それこそ転職が不許可になってしまいます。まずは活動で、ここは今より良いとか今より悪い、を客観的に見てもらうようにしました。
履歴書と職務経歴書の準備
ネットで調べて自分なりに履歴書、職務経歴書を作ってみました。ネットに腐るほど情報溢れていますからね。便利な世の中です。
2日で書き上げましたが、この時点で作成した履歴書と職務経歴書は50点の出来かな。これでも書類選考が通っているため悪くはないのですが、結局は2週間後にイチから書き直しました。
まず書類作成に利用したサイトyaggish(ヤギッシュ)。ブラウザで履歴書と職務経歴書が無料で作成でき、最終的にPDFでダウンロードも可能です。
ただ最終的に内定を得た際に使った書類は別のサービスを利用させてもらいました。その辺りの経緯は後日紹介します。
リクナビNEXTに登録
どんな企業の募集があるのか確認するため、リクナビNEXTに登録してみました。なんでリクナビNEXTに登録したのかですが、特に深い理由はありません(笑。転職で名前がすぐに浮かんだだけ。
比較的使い易いシステムかと思いますが、リクナビNEXTはこの後のEpisode2の序盤戦だけ利用し、後半戦は結局使いませんでした。
まぁ情報収集には便利だと思います。
転職活動 Episode 2. -初陣-
実際に気になった企業に3社応募してみました。最近は週末に面談の設定をしてくれ、しかもWeb面談のため現地に行く必要もないため、とっても簡単!転職活動のハードルが下がりましたね。
無事に3社とも書類は通って面談まで漕ぎ着けたのですが、意外と自分イケるやん!と勘違いをこじらせ、面談対策はノープランの出たとこ勝負で挑みます!(←今考えるとアホな行動です)
初戦|某クラシファイドサイトの運営会社
クラシファイドのサイトを運営している会社に応募しました。
こちらの企業に応募した理由ですが、実際に自分がユーザーとして利用して「面白いサービスだなー」「今後の事業展開なども楽しそう」と感じたから。「オラワクワクすっぞ~!」が応募の一つのバロメーターですね。
こちらは企業ページから直接コンタクトし、面談候補日程メールでやりとり。数日後の週末にすぐに面談することに。
初めての転職面談で緊張もしましたが、Webカジュアル面談ということもあり、少し気軽な感じの面談でした。先方は人事の担当者1名で、比較的フレンドリーな方ということもあり、悪くない面談だったかと思います。キツイ質問なども無く、無難に終わりました。
面談結果|某クラシファイドサイトの運営会社
4−5日後にメールで面談結果が届きました。
「今回は採用見送り」とのこと、初陣は残念無念の敗戦。
理由は書いていないので、不明です。年齢?希望年収?スキル不足?ミスマッチ?なにか教えて欲しいですよね。
第2戦|外資系 eコマース企業
第2戦は外資の巨大企業。倉庫のインフラ保守の職種にリクナビNEXTから応募。土日も含めたシフト制勤務というのが少し引っ掛かりましたが、外資系企業への憧れが勝りました。
正直、自分のような中途半端なスキルのエンジニが外資で採用されるのかどうか、記念で応募した感じもあります。
面談は第1戦の3日後の平日お昼休みに電話で30分。かなり事務的な感じで、あなたの強みを3つ、成功体験を3つ、失敗体験を3つ、何をあなたは努力したの?困難にどう対処したの?など、立て続けに質問が続いた印象です。
こちらの話を聞いて会話するというより、ひたすら質問され続ける面談でちょっと面くらいました。面談対策をきちんとやっていなかったこともあり、かなり答えに窮しましたね。
面談結果|外資系 eコマース企業
こちらも面談から数日後に「採用見送り」の連絡がきました。こちらは連絡来る前に、何となく結果の想像ができていたので、そこまでショックは無く受け止めることが出来ました。
ただこの企業の面談を経ることで「きちんとした面談対策は必要!」ということが判りました。結果としてそれが大きな収穫です。
「転職活動を何となくやるより、ちゃんとやろう!」と決意した瞬間でもあり、この企業の面談が次の展開に繋がることになりました。
第3戦|ソフトウェア開発のスタートアップ企業
ソフトウェア開発は私の分野では無いのですが、新たにインフラ事業を開始するということでインフラエンジニアを募集していたため応募しました。
新規事業のため大変ですけど、やりがいは感じられそうな仕事です。カジュアル面談でフレンドリー、終始良い雰囲気で終えることができました。
面談の感触は悪くなかったです。ただスタートアップ企業で福利厚生などはほぼ無いに等しいため、こちらの希望年収はきちっと伝えさせてもらいました。あとは向こうがどう判断するかですね。
面談結果|ソフトウェア開発のスタートアップ企業
こちらは1週間後にお返事をいただきました。
結果は・・・「採用見送り」でした。感触悪くなかったのですけどね。ただこちらの企業さんはhiroyamaの「希望年収」が出せない。と不採用の理由を記載して頂きました。
後に転職エージェントの方と会話する機会があって、この辺のことをお聞きしたのですが、小さい会社は「他の方との給与面の釣り合いが取れない」という理由で採用見送りになることも良く有るそうです。
こちらとしても「年収を下げてまで…」という企業さんではあったので、こちらは納得です。
転職活動 Episode 3. -初陣を振り返って-
11月前半の2週間で転職活動を開始し、面談までたどり着いた3社は不採用でした。という訳で、ここから作戦を練り直すことに。
初陣の反省点
自分なりに3社の面談を終えて感じた反省点。
- 履歴書と職務経歴書のブラッシュアップ
書類選考は通ったのですが、何となく記載内容の深さが足りない気がしました。先方も職務経歴書を見ながら質問して来ますから、向こうが詳しく聞きたくなるような内容を書くべきだと思いました。もう少し自分と向き合い職務経歴書を充実させる必要があります。 - 面談想定問答の整理
外資系企業の面談で痛感しました。聞かれることはある程度判っているため、いままでの経験に則したエピソードトークの準備が必要です。もちろん転職理由や自己PR、応募した理由など当たり前のことも簡潔に説明&スラスラ言えるぐらいに暗記しておくことも重要。 - 求人情報の効率化
リクナビNEXTなど自分で求人を検索し応募する方式の場合、応募企業側の募集条件と自身の転職条件でミスマッチが発生します。特に年収など譲れない条件があれば尚更です。効率よく自分にあった求人を見つける必要があります。
転職活動は孤独との戦い
ここまで自分なりに動いて面談まで経験した感想ですが、転職活動は孤独であるということ。ネットに情報は溢れていますが、何せ初めての転職。自分のやり方が正しいのか、間違っているのか、何が正解か分からないのです。
あと在職中企業で誰にも相談できません。←当たり前
この時点では転職活動は個人戦。みな横並びで情報交換しながら進める新卒の就職活動とは大きく違います。
次回予告|転職エージェントを利用してみることに
詳しくは後日アップしますが、ここで転職エージェントを利用してみることにしました。自分なりに動いて結果が出ないと、時間も無駄ですし、精神も磨り減るだけですからね。
転職エージェントを使ってみようと思い立った理由はこの辺です。
- 自分の年齢と経験が希望年収と釣り合っているのか?確認したい。
- 履歴書と職務経歴書に不足している点を聞きたい。
- 面談対策を聞きたい。
- 良い条件の求人を紹介して欲しい。
ここまで11月前半に転職を思い立ってから、中旬までの2週間の活動を記事にしてみました。次回は11月後半から12月末までの、エージェントを利用した転職活動と内定までの道のりをご紹介したいと思います。
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