法人向けに提供されているWindows 7 Extended Security Update (通称:ESU)ライセンスですが、2年目のライセンス登録する機会がありました。
ライセンスの適用手順は1年目と変わりませんが、今後も継続して更新していくユーザ向けに手順をまとめておきます。
次に実施するのはまた1年後。ほとんど忘れてしまいます。
参考|初年度のライセンスを適用した状態
Window7のサポート期限が終わった2020年1月頃、初回のESUライセンスを適用しました。
ライセンスの状況をコマンド「slmgr.vbs -dli」で確認すると、ライセンスが2つ表示されています。
「ESU-Year1 add on」が初年度のライセンス。
下がWindows7のライセンス。
2年目のESUライセンスキーの適用手順
ESUライセンスキーの適用ですが、2段階に分けてコマンドを実行します。
・ESU MAKライセンスキーの登録
・ESU ライセンスの認証
ESU MAKライセンスキーの登録
まずESU MAKライセンスキーを登録します。
1年目の登録とコマンドは同じです。
echo ESU MAKキーのインストール
cscript %windir%¥system32¥slmgr.vbs -ipk xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx
echo ESU 認証IDの表示
cscript %windir%¥system32¥slmgr.vbs -dlv > ID.txt
pause
cscript で slmgrコマンドを実行しているのは詳細をテキストで吐き出したいから。
テキストを確認すると3つのライセンスが表示されました。
1年目のキーが上書きされる訳ではなく、追加されていく方式のようです。
ESU ライセンスの認証
先ほど登録したESUライセンスをコマンドで認証します。(もちろんインターネット接続は必須)
echo ESUキーの認証(ライセンス認証 ID)
slmgr /ato xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxxx-xxxxxxxxx
slmgr /dli
exit
slmgr /ato で認証を実行しますが、後ろに先ほどのテキストで確認した「ライセンス認証 ID」を貼り付けます。
/ato を何も付けずに実行しても問題はないかもしれまんせんが、インストール済みの全ライセンスを認証することになるため、きちんとIDを指定して上げたほうが良さそうです。(VLライセンス認証の上限数の問題などもあるので)
slmgr /dli でライセンス認証の結果が表示されます。
無事認証できましたね。
補足|ライセンス認証IDって端末により違うの?
実際にやってみてわかったことですが、ライセンスキーが同じならライセンス認証IDは同じでした。
念のため数台で試してから実行してください。
ESUライセンスに関連する記事など
いくつか情報を集めてみました。参考にしてください。
コメント