シスコの少し古いAironetシリーズ(700、1500、1700、2600)のGUI画面ですが、操作中に画面がフリーズしたように「表示が遅れる・動きが止まる」といった症状があります。
Aironetを何台か触りましたが全て同じ状態になるため正直そんなものかと思っていましたが、画面の切り替えの度に1−2分操作不能になるため、急いでいる時はかなりイライラ。
ふと気になり調べてみたら、簡単に修正できることがわかりました。
Aironet自律型(Autonomous AP)の画面と症状について
Aironet自律型(Autonomous AP)の設定画面でがすが、上がメインメニュー、左がサブメニューといったお馴染みの配置です。
多機能なため設定を細かく確認しようと3~4箇所程度のメニューを開くと、突然画面が止まります。表示が出てくるまで長いと1~2分反応無し。
「シスコ製品をGUIで操作する自分が悪いの?」と思い、半ば諦めていました。
Aironet自律型(Autonomous AP)の画面停止の改善方法
Aironet自律型(Autonomous AP)のGUIですが、HTTP接続のセッション数のデフォルト値が[5]となっているようです。
HTTP 1.1 Web サーバおよびクライアント
でも自分しか接続していないのに何故?という疑問がありますが、タブやメニューから画面を遷移する際にセッションを消費しているのでしょうね。
対処方法ですが、下記のコマンドでセッション数を増やしてあげます。
AP(config)# ip http max-connections 《1~16》
このあとしばらく操作していましたが、画面がフリーズしたように止まることは無くなりました。
これで長年の疑問が1個解決!Aironet設定時のストレスから開放されました。
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