レイアウトフリーTV TH-43LF1のトラブルなど

Panasonicのレイアウトフリーテレビ『TH-43LF1』を購入して1ヶ月経ちました。最初の2−3日は特に問題なかったのですが、ちょっとしたトラブルもありました(今は改善)。それ以外にもデメリットとまでは言いませんが、使っていると気になることが幾つか。今日はその辺りをご紹介いたします。

購入レビュー記事はコチラ↓

レイアウトフリーTV TH-43LF1で起きたトラブル

このテレビはチューナーとモニターが分離しており、利用に当たり”複数の配線”パターンが存在します。

4はTVは見られますが、インターネットを利用したアプリ(Tver・Amazon Primeとか)は使えません。

我が家が光ケーブルの位置とTVアンテナ線の場所が離れているため、必然的にオール無線での「3」番の接続方式を採用しています。

そのトラブルは使い始めて2−3日後に発生しました。

・電源を入れても「チューナーとモニターが無線接続できない」エラーが発生
・たまにTVの映像は映るが、数分おきに突然画面が真っ暗で反応しない

しかもこのトラブルが徐々に酷くなるわけです。日中、自宅に居る妻のイライラがMAX値に…。

という訳で、平日帰宅後に色々と切り分けをしてみました。

特に自宅の無線は問題が起きていませんが、まぁ無線絡みのトラブルの可能性は高そうです。

まずはメーカー推奨(前項No.1)の『ルーターとチューナーは有線LAN』＋『チューナーとモニターは無線(アドホック)』で接続してみました。（長い有線LANケーブルは元ネットワーク系エンジニアしていたこともあり、自宅に転がっていた)

結果は・・・改善。異常無し。

まぁそうなりますよね。特にPCとかスマホは異常無いので、不思議です。

「TH-43LF1」の設定を初期化し、前項No.2と3の設定を試してみました。

結果は・・・症状再発。

少し細かく自宅の環境を案内させていただくと、ルーターは「ソフトバンク光 BBユニット」で無線APは「Tp-Link DECO」と分離させています。

他の要素を排除するため、一旦、BBユニットの無線機能を復活させ、そちらの無線でも試してみましたが、症状は改善しませんでした。

5GHzと2.4GHzの両方でも試したので、混線でも無さそう。ますます謎。

無線接続だけが変なのです。

メーカーサポートに文句を言う前に試せること何かないかなぁ。ということで以下をダメ元で試してみました。

TH-43LF1のIPアドレスをDHCP自動取得から固定IPアドレスに変更

ルーターがソフトバンク光のBBユニットのため、あまり細かい状況診断はできませんが、意外と通信トラブルで多いのが、無線が調子悪いなのではなく、IPアドレスの取得ができないという不具合です。

DHCPってなんぞや。というと説明は大変なので省きます。詳しく知りたい方は↓を。

マニアックですが、こんな不具合(過去記事)もありました。ネットワークSEの方は参考にどうぞ。

実際にIPアドレスをDHCPの自動取得から固定IPアドレスに変更してみたところ…、

・・・改善しました！

ルーター側のIP除外設定など、多少のネットワーク知識は必要です。周りに詳しい方が居たらアドバイスもらいましょう。一番良いのは推奨のチューナーと無線ルーターを有線LAN接続することなのでしょうが(日本の住宅事情はそれを許してくれないのですが・・・)。

不具合は改善しましたが、他にも気になる点がいくつか。

チャンネルを頻繁に変えると、たまに音がでなくなる。
無線通信のバッファを取っているのでしょうか。データ遅延すると音が消えます。数秒置いて別のチャンネルに変えると、正常に戻ります。
チャンネルを頻繁に変えると、たまに映像がでなくなる。
これも上と同じですね。
録画番組の早送り、スキップ処理に2−3秒かかる。
これもオール無線のためでしょうか。ワンテンポ動作が遅れるため、細かい早送りはイライラします。

気になる方は大型店舗で事前に一度、動作状況を確認してみてください。

ここまで色々書きましたが、やはりレイアウトフリーテレビ「TH-43LF1」は便利です。